2015-10-25(2016-3-3更新)

人生の成功をつかもう【7つの習慣】から学ぶこと 【相手を判断する前に相手を理解する】

一緒に暮らしている家族や共に働いてきた会社の仲間でも、【この人、こんな風なこと考えていたのか】というように驚かされたことはありませんか。accept-others

私たちは自分以外(時には自分も当てはまることもあります)の人を完全に理解するのはほぼ不可能です。今回は【相手のことを判断する前に相手を理解する】7つの習慣の5つ目をまとめてみました。

相手を判断する前に理解する

understand-others相手を理解するというのは、とても難しいことですね。例えば、夫婦の関係、親子の関係でさえ、相手が何を考えているのかわからないということはないでしょうか。

どんなに近い間柄でも、完全に理解するのはほぼ不可能です。

ましてや、他人ともなるとますます複雑になります。

しかし、より良い 関係を作るには、相手をできるだけ理解することが大切です。また、【相手を理解しなければ、理解されることもありません。】

私たちは、相手の考え方や内面に近づけるように心がけることができます。

どのような方法をとれば、うまく相手を理解できるのでしょう。

相手の言葉を聴く

listen to others方法のひとつは相手の話に耳を傾けることです。しかしこれは、それほど簡単なことではありません。何故なら、私たちのほとんどは、相手の話を聞いていても、それを理解しようとして聴いているわけではないからだといいます。

具体的には、相手の話と自分の経験や考えを照らし合わせながら聞いているのです。

例えば、最近離婚をしてしまった友人がいたとしましょう。しかし、自分に婚歴がないなら、相手の気持ちを理解するのは難しいことではないでしょうか。

また、その逆のケースもあるかもしれません。相手に自分と同じような経験がないなら、うまく心が伝わらないということもあります。

私たちは自分の考えや経験から物事を判断するくせがついているので、相手を理解するというより自分の価値観で物事を判断してしまいがちです。

そこで、あえて【私】【僕】というような言葉を使わないでコミュニケーションをとってみましょう。会話の主体を相手が中心になるように心がけてみて下さい。

相手を理解する、始めの一歩は【話を優先して聴く】ことです。

言葉の本当の意味を知る

think-others-thought相手を理解するには、ただ話を聴いているだけではだめなようです。【耳だけではなく、目と心もつかって相手の気持ちを聴きとる】ことが大切になってきます。

人は本当のことを話すとは限りません。言葉・表情・しぐさから言葉の本当の意味を読み取ってみましょう。

【一体、どんなことを本当は伝えたいんだろう】というように、相手の気持ちを読み取る習慣をつけていくと、完全に理解できなくても、その人の心に近づくことはできるようになるはずです。

人はみんなそれぞれ違う

私たちは自分の考え方や価値観が事実であると思ってしまい、自分にはそぐわない性格・考え方の人には欠点があるのではないかと疑ってしまうといいます。

疑惑や疑いをもってしまうと、それが苛立ちや怒りの原因になることもあります。【人はみんなそれぞれに違う】ということをいつも意識していると、怒り・葛藤・争いを避けることもできるようになります。

人には心を開く瞬間がある

【人が本当に傷つき、深い痛みを抱えているとき、心から理解したいという純粋な気持ちで話を聴いてやれば、驚くほどすぐに相手は心を開く。その人だって胸の中にあることを話したいのである。】

【7つの習慣】より

 Interdependence私たちには人に理解してほしいという気持ちがあります。【自分のことをわかって欲しい】【自分のことを知ってほしい】と誰もが思っているわけです。

人の話をよく聴くようにしていると、相手が進んで話をしてくれるようになります。聞き手にまわって話を聴く習慣ができてくると人は心を開いてくれるということですね。

しかし、ただ単に「うん、うん」と頷いているだけではいけないようです。相手が何を求めているかを考えながら話を聴いてみてください。

【気持ちに共感してほしい】【いいアドバイスを求めている】【決断の後押しをして欲しい】【励ましてほしい】。。。。。。

相手が求めていることを考えてみましょう。

【相手の求めを考える】にはコツがあります。

相手の言葉が【感情的なもの】なのかあるいは【論理的なもの】なのかを確かめてください。感情の言葉に対してなら、心にそえる言葉、論理的【アドバイスをもとめる・具体的な物事の提示をもとめる】発言にたいする返信なら、その人のことをしっかりと考えた上でアドバイスをすればいいのです。

しかし、気をつけなくてはならないことがあります。

それは第1~3の習慣が身に付いていないと、相手の言葉に翻弄されてしまうことです。もう一度、1~3の習慣を復習してみましょう。

第1の習慣【主体性をもつ】
第2の習慣【人生の最後の時を思い描く】
第3の習慣【最も優先順位がたかいものから取りかかる】

第1、2、3の習慣はすべての習慣の基礎になるので、何度もくりかえして確認をして下さい。

エトスとパトスとロゴスの関係

listen to othersギリシャ語にエトス・パトス・ロゴスという言葉があります。エトスとは聞き手になること、パトスは一時的な感情のこと、そしてロゴスは理性のことを意味します。

アリストテレスの著書【弁論術】にもエトスとパトスとロゴスの関係が述べられていますが、この順番が自分を理解してもらうにはとても大切になります。

まず、いい聞き手になって、相手を理解する。そして感情や気持ちを共有し、最後に自分をアピールするという順番を大切にして、人間関係をはぐくんでみて下さい。

まとめ

  • 相手の言葉の意味をよく聴き、相手を理解することから始めてみよう。
  • 価値観や考え方はひとそれぞれことなっている。相手は何を求めているのか、考える習慣をつけてみよう。

【7つの習慣】著 スティ―ブン・R・コーヴィ―

自分でうつを治す方法